みなさんこんにちは。
GWも終わりに近づきましたが、どうだったでしょうか?GWは全く打っていないので、だらーっと過ごしている主です。
さて今回は口調を変えた真面目な雑談話。
依存症とは?
お酒、タバコ、ギャンブルの世界ではよく聞くワードですね。特にこの3つはTVでもワイドショーなどでよくネタとして使われますよね。
でもあれを見てよく思うのが、少し誇張表現されすぎじゃね…?と。そういうのもあってテレビは観なくなりました。まぁ、スロットをやっている側からの言い訳なのかもしれませんが…。
個人的な意見はともかく、広辞苑で調べてみました
依存症:ある物に頼ることをやめられない状態
ほぉ…。で、ここで気になったのがそれだったら依存症ってタバコとか酒とかギャンブル以外でも成立するんじゃないの?…と。
というわけで調べてみました。
・医学的な依存症とは?
世界的に有名な診断基準書、DSMを日本語で説明してあるページを見つけたのでそちらを引用させていただきました。そちらのページには他の診断基準についても書いてあります。是非。
http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1768.pdf
例としてギャンブル依存性で。
A.臨床的に意味のある機能障害または苦痛を引き起こすに至る持続的かつ 反復性の問題賭博行為で、その人が過去 12 カ月間に以下のうち 4 つ(またはそれ以上)を示している。
(1) 興奮を得たいがために、掛け金の額を増やし賭博をする欲求。
(2) 賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなく
なる。またはいらだつ。
(3) 賭博をするのを制限する、減らす、または中止したりするなどの努
力を繰り返し成功しなかったことがある。
(4) しばしば賭博に心を奪われている(例: 過去の賭博体験を再体験す
ること、ハンディをつけること、または次の賭けの計画を立てるこ と、賭博をするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考え ている)。
(5) 苦痛の気分(例: 無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博 をすることが多い。
(6) 賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが 多い(失った金を“深追いする”)。
(7) 賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく。
(8) 賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会
を危険にさらし、または失ったことがある。
(9) 賭博によって引き起こされた絶望的な経済状態を免れるために、他
人に金を出してくれるよう頼む。
軽度: 4〜5 項目の基準に当てはまる。 中等度: 6〜7 項目の基準に当てはまる。 重度: 8〜9 項目の基準に当てはまる。
B:その賭博行為は、躁病エピソードではうまく説明されないこと
AとBを両方同時 に満たす場合、「ギャンブル障害」と診断されます。基準 B は平たくいうと、躁状態の時にだけギャンブルにハマりこむ場合は、躁や躁うつが問題の根本にあると考えられるので、ギャンブル 障害の診断はつきません、ということです。
…だそうです。
結構細かいんですね。で、これをざっくり説明してと知り合いの心理士さんに聞いたら、「その物や行動によって生活に支障が出る状態」という答えが返ってきました。
少し広辞苑とは意味が変わってきますね。ただ他の依存症と呼ばれる状態にも当てはめることができますね。
逆に言うと、依存症はあらゆる物や趣味で発生しうると言うことですね。例として「砂糖依存症」という病があるそうです。
・まとめ。
パチンコスロットを楽しまれている方、上の判断基準に適していなければ一応依存症ではありません。やったね。
ですが、生活に支障が出てきたとなると非常に危険だと言うことですね。最新のDSMなどではゲーム依存症が追加されています。普通の趣味でもあらゆることにおいて程々に楽しみましょう。
ということを前提に私の意見に。
パチンコ。ギャンブル依存性の症状の酷さから日本人が最も嫌う物の1つですよね。しかしながら、依存症ではない状態で楽しんでいる方もいらっしゃる訳で、パチンコをしているというだけですごくマイナスなイメージを持たれるのは仕方がないことなのか?とたまに疑問視します。
パチンコ依存症ではない人もちゃんと見てほしい。それからもう一度パチンコについて考えて欲しい。その結果が変わるか変わらないかはどちらでもいいと思ってます。やはり偏見で語って欲しくないなと。
皆さんも意見をお持ちなら私の意見に反対でも是非是非コメントお待ちしてます。(むしろそういう方の意見を聞いてみたいです)
長文お付き合いいただきありがとうございました。